TechFlowの報道によると、9月12日、Cointelegraphは米連邦準備制度理事会(FRB)が9月4日、暗号資産に友好的な金融機関であるUnited Texas Bankに対して業務停止命令を出したと伝えた。この措置により、規制の継続的な強化に対する業界の懸念が高まっているほか、カマラ・ハリス副大統領の暗号資産政策に関する立場にも不透明感が残っている。
FRBは声明で、United Texas Bankが外国代理銀行業務およびバーチャル通貨顧客管理において「重大な欠陥」があると指摘し、特にリスク管理や『銀行機密法(Bank Secrecy Act)』へのコンプライアンス面での問題を挙げた。FRBは、十分な人員配置の確保や顧客デューディリジェンスなどの措置を含む包括的な改善計画の策定を求めている。ブロックチェーン協会の産業担当責任者であるダン・スピラー(Dan Spuller)氏は、今回の措置はバイデン政権のいわゆる「扼殺作戦2.0(strangle and squeeze 2.0)」の一環である可能性があると分析している。
近年、バイデン政権は暗号資産業界の発展を制限する一連の措置を講じてきた。銀行による暗号資産保有の抑制、マイニングのエネルギー費用に対する30%課税の提案、暗号資産に友好的な銀行の規制申請の拒否などが含まれる。また米証券取引委員会(SEC)も暗号資産業界に対して頻繁に執行措置を取っている。一部の民主党関係者は、バイデン・ハリス政権から将来的にはハリス・ウォルツ(Walz)政権へと移行することで、より前向きな暗号資産政策が期待できると考えているが、現時点ではハリス氏は選挙活動の中で明確な立場を示していない。注目に値するのは、民主党の2024年党綱領の92ページにわたり暗号資産政策に言及がないことである。これは共和党が該当分野で明確な立場を取っていることと対照的である。




