TechFlowの報道によると、9月12日、米国労働統計局が2024年8月の消費者物価指数(CPI)を発表し、インフレ圧力の緩和が続いていることが明らかになった。これは暗号資産市場にとってポジティブな影響を与える可能性がある。8月の年率ベースの総合インフレ率は2.5%に低下し、7月の2.9%を下回り、2021年3月以来の最低水準となった。このデータは、連邦準備制度(FRB)が2%のインフレ目標に近づきつつあることを示している。
金融アナリストのスコット・ガーリス氏は自身の論考で、今回のCPI報告書は、FRBが9月17〜18日に開催する金融政策会議前の最後の重要な経済指標であると指摘した。これに先立って発表された弱含みのベージュブック調査や失望させる雇用成長データと合わせて考えると、インフレ上昇率が十分に弱い結果であれば、FRBがよりハト派的(利下げ志向)な姿勢を取るきっかけになる可能性があるという。
ガーリス氏は、FRBが最も重視するインフレ指標はコア個人消費支出(PCE)ではあるものの、CPIも株式市場のマインドに大きな影響を与える要因であると述べている。8月のCPIはウォール街の予想通り2.5%となり、FRBが利下げを行う可能性をさらに後押ししている。場合によっては0.5%ポイント(50ベーシスポイント)の利下げもあり得るとの見方もある。彼は、FRBの利下げによりドルが下落し、ドル建てリスク資産の価格上昇を促すだろうと予測している。この流れはビットコインやイーサリアムなど暗号資産市場の長期的な安定した上昇を支えることになると結論付けた。




