TechFlow報道、8月21日、Coindeskによると、暗号資産のカストディプラットフォームZenrock(旧称:Qredo)は、DeFiのセキュリティに対するユーザーの懸念を軽減し、業界の発展を加速させるために、革新的な分散型カストディソリューションを発表した。Zenrock会長のDan Tapiero氏は、暗号資産分野のアクティブユーザーでさえもDeFi利用に不安を感じており、そのため多くの投資家が依然として中央集権取引所やETFを利用していると指摘した。
既存のカストディモデルにおける中央集権的リスクを解決するため、Zenrockは分散型マルチパーティ計算(MPC)ウォレット技術を採用し、複数の関係者間で秘密鍵を分割・分散することで単一障害点の脆弱性を排除している。また同社は独自のトークンとEigenLayerを組み合わせたハイブリッドセキュリティモデルを設計しており、CEOのRandy Little氏はこの仕組みを「再ステーキングされたイーサリアムに実際の用途を与えるもの」と評価している。
Zenrockは今後、トランザクションモデルを採用し、開発者、機関投資家、個人投資家向けに自社技術を提供していく予定だ。現在プラットフォームはテストネット段階にあり、年内の正式リリースを予定している。また、Zenrockは8月19日に分散型のラップドビットコイントークンzenBTCをローンチし、製品ラインナップの拡充を進めている。
本プロジェクトは10T Holdings、1RoundTable Partners、Spartan Group、Maven 11から支援を受けている。Tapiero氏は、Zenrockが伝統的なプライベートエクイティの手法をデジタル資産分野に初めて適用したプロジェクトだと強調し、今後さらに多くの伝統金融機関がこのモデルを模倣すると予測している。




