TechFlow消息,イーサリアムの共同創設者であるVitalik Buterin氏が、イーサリアム研究フォーラムにて「急激な量子攻撃からユーザー資金を救済するためのハードフォークの方法」と題する投稿を行った。
この中でVitalik氏は、量子攻撃が予想より早く到来した場合でも、アカウント抽象(Account Abstraction)がまだ完全に導入されていなくても、イーサリアムは「リカバリーフォーク」(recovery fork)と呼ばれる一種のフォークを通じて問題を解決できることを示唆している。その際のフォークに関連する変更内容は以下の通りである:
第一に、大規模な攻撃発生後のすべてのブロックをロールバックする;
第二に、EOAアドレスに基づく従来のトランザクション方式を無効化する;
第三に、(もしその時点でまだ導入されていない場合)スマートコントラクトウォレット(たとえばRIP-7560の一部機能など)を用いた取引を可能にする新たなトランザクションタイプを追加する;
第四に、新たなトランザクションタイプまたはオペコードを追加し、ユーザーがSTARK証明を提供できるようにする。この証明が検証された場合、ユーザーのアドレスのコードが新たに検証済みのコードに切り替わり、以降その新しいコードアドレスをスマートコントラクトウォレットとして利用できるようになる;
第五に、ガス消費量の削減を考慮して、STARK証明のデータ量が大きくなることから、複数の上記タイプのSTARK証明を同時に処理可能なバッチ型STARK証明をサポートする。
このようなハードフォークの実施基盤は、原則として現時点から構築を始めることができ、イーサリアムエコシステムが万が一の量子的緊急事態に直面した際にも最大限の準備を整えることが可能となる。




