TechFlowの報道によると、ブルームバーグがCryptoQuantがまとめたデータを引用して報じたところ、2024年初頭以降、ビットコインのマイナー保有量(企業関連のデジタルウォレットに保持されている未売却のビットコイン)は8,400BTC減少し、180万BTCにまで低下した。この水準は2021年6月以来の低水準だ。アナリストらは、この減少傾向はマイナーたちがビットコインを売却していることを示していると指摘する。
VanEckのデジタル資産リサーチ部門責任者であるマシュー・サイゲル氏は、「マイナーは、4月のブロック報酬半減という厳しい時期に備えて利益率の悪化に対応するため、貸借対照表の改善や成長への資本支出を賄うためにより多くのトークンを売却し始めている。半減後は、規模の大きさがさらに重要になるだろう」と述べた。
マイナーの売却はビットコイン価格に下押し圧力をかけているようで、1月10日に米国初のビットコインETFが承認されて以来、ビットコイン価格は低迷している。この期間、同トークンは約6%下落し、43,000ドル前後に推移している。CryptoQuantのデータによれば、ETF承認以降、マイナーウォレットから取引所へと3,617BTCが移動した。また2月1日には、13,542BTCの純流出があり、これは2020年12月以来最大の1日あたりの流出となった。
暗号資産取引所Bitfinexは最近のレポートで、「マイナーはより効率的な採掘装置の購入資金を得るため、保有するビットコインを売却しているように見える。収益の減少は特に規模の小さいマイニング事業者に影響を与え、倒産につながる可能性がある」と記している。




