TechFlowの報道によると、HSBCホールディングスの外為・商品パートナーシップおよび提案部門グローバル責任者であるマーク・ウィリアムソン氏は、同銀行が分散型台帳技術(DLT)を活用し、ロンドン金庫に保管されている実物金の所有権をトークン化する新プラットフォームを開始したと述べた。この新システムでは、金地金を表すデジタルトークンを作成しており、銀行のシングルディーラープラットフォームを通じて取引可能になっている。
ウィリアムソン氏は、ブロックチェーン技術によりプロセス全体がより効率的になり、顧客は保有する金の追跡を容易に行えるようになるとともに、個々の金地金のシリアル番号までトレースできるようになったと説明した。HSBCは今後、このシステムを他の貴金属にも拡大していく計画だ。
この取り組みは、HSBCがブロックチェーン技術を広範に活用している一環であり、同社にはすでにデジタル債券などの資産発行・保管用プラットフォーム「HSBC Orion」も存在する。新システムにおける1トークンは0.001トロイオンスに相当し、ロンドン地金1本は400トロイオンスに相当する。




