TechFlowの報道によると、Fraxプロトコルの創設者であるSam Kazemian氏は0xResearchのポッドキャストで、Frax v3およびその目指すステーブルコイン設計について詳しく説明した。
彼によれば、Frax v3の目標は「オールウェザー(全天候型)」ステーブルコインを創造することであり、高金利・低金利環境を含むあらゆる市場条件下で、真に米ドルと同じように振る舞えるようにすることにあるという。
Kazemian氏は、このプロトコルは既存のFraxの成功を踏襲しつつ、短期国債や準備預金金利といった従来の金融市場における米ドル収益曲線の動態を新たに導入するなど、いくつかの革新的な機能を追加していると指摘。これにより、高いレベルの分散化を確保できるとしている。
彼はまた、ステーブルコインの安全性が長期的成長にとって極めて重要であると考えており、そのためFraxプロトコルはより信頼性の高い方向へ進化していると述べた。現在Fraxは、主にプロトコルによる収益を活用して、外部担保率100%への移行を計画している。
Kazemian氏はさらに、Fraxが年間3,000万~4,000万ドルの収益を自社のマーケット製品を通じて獲得していること、そして「流動性のロック」によってプロトコルは事実上「銀行の取り付け騒ぎ(ラン)」が起こり得ない状態にあると説明した。また、リアルタイムで更新される貸借対照表や大量の情報を提供することで達成されるFraxプロトコルの高い透明性が、市場の効率的な運営に貢献しているとも強調した。




