TechFlowの報道によると、ブラジル証券取引委員会(CVM)は2024年に、トークン化ユースケースの探索を目的とした第2のレギュラトリーサンドボックス計画を開始する予定である。CVMの機関投資家規制担当ディレクター、ダニエル・マエダ氏は、このサンドボックス計画の立ち上げは、約3600万ドル相当のトークン化資産が得た成功事例に後押しされたものだと述べた。
マエダ氏は、イノベーションが自由に発展できるよう、CVMは特定のケースを限定しない方針だと指摘した一方で、農業や環境・社会・ガバナンス(ESG)分野におけるトークン化の潜在的な応用可能性に言及した。
さらにマエダ氏は、CVMがブラジルの暗号資産市場の変化、特に中央銀行デジタル通貨(CBDC)Drexに関する動向を注視していると述べた。彼は、証券監督当局と中央銀行の双方が、デジタル資産分野の進展や他国の規制経験を踏まえるべきだと強調した。
最近、ブラジル中央銀行は暗号資産に対する規制措置を強化しており、ルイス・インジオシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は、中央銀行とCVMがデジタル資産を監督する上での役割を明確に規定する法的枠組みに署名した。また、ブラジルは11月にプライベートブロックチェーンを通じて身分証明書を発行するプロジェクトを開始する予定であり、個人データの保護と不正行為の防止を目指している。こうした取り組みは、ブラジルがデジタル資産分野における規制と革新の両面で前向きな進展を遂げていることを示している。




