TechFlowの報道によると、10月2日、国際通貨基金(IMF)が国家レベルの暗号資産リスク評価マトリックスを提案するワーキングペーパーを発表した。このマトリックスは、暗号資産業界における脆弱性と、それに対する政策対応策の可能性を整理することを目的としている。なお、IMFは9月29日、「暗号資産がもたらすマクロ金融リスクの評価」と題するワーキングペーパーを公表している。
同文書において、ブルク・ハチベデル氏とヘクター・ペレス=サイス氏は、各国に対して暗号資産リスク評価マトリックス(C-RAM)を提示し、業界に潜む潜在的リスクの指標や引き金となる要因を特定できるようにしている。また、このマトリックスは、規制当局が識別しうるリスクに対してどのような対応が考えられるかをまとめる狙いもある。
このマトリックスは3段階のプロセスから構成される。第1段階では、意思決定木を用いて暗号資産のマクロ経済的重要性、すなわち宏观经济への影響の可能性を評価する。第2段階では、従来の金融部門の監視に用いられる指標と同等の指標を検討する。最終段階では、各国のシステミックリスク評価に影響を与えるグローバルなマクロ金融リスクを扱う。




