TechFlowの報道によると、ビットコインを保有する企業向けに保険を提供する保険会社AnchorWatchは、300万ドルの資金調達を発表した。リード投資はTen31が担当し、Axiom BTC、Timechain、Bitcoin Opportunity Fund、UTXO Management(ビットコイン・マガジンの資産運用部門およびビットコインカンファレンスの主催機関)などが参加した。
AnchorWatchが独自開発したTrident Vaultソフトウェアは、ビットコイン所有者に対してプロトコルレベルでネイティブなカストディソリューションを提供し、規制対応された高品質な保険によってサポートされている。今回の資金調達により、AnchorWatchはTrident Vaultの顧客導入および保険商品販売に必要な規制要件と資本要件を満たすことが可能になる。また、AnchorWatchは複数の認定セキュリティ監査会社による監査を受けることで、Trident Vaultの企業向けカストディソリューションとしての信頼性をさらに強化していく予定だ。
なお、Trident Vaultは商用利用を目的として設計された初のビットコインウォレットであり、鍵保持者の資格条件や時間ロックによる支出条件を導入することで、オンチェーンにおけるコンプライアンスとガバナンスを実現している。
AnchorWatchのCEOロバート・ハミルトン氏は、「現在、ビットコイン保有者は依然としてセルフカストディか、第三者による独立カストディのいずれかを選ばざるを得ない状況にある。これに対してAnchorWatchは、少数の鍵を保有しつつ、プロトコルレベルでのガバナンスとコンプライアンスを採用することで、安全なカストディを支援する」と述べている。




