TechFlowの報道によると、イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は、チェインアナリシスやバーゼル大学などの機関の研究者らと共同で、「ブロックチェーンのプライバシーと規制コンプライアンス:実用的な均衡に向けて(Blockchain Privacy and Regulatory Compliance: Towards a Practical Equilibrium)」と題する論文を発表した。
本論文では、「プライバシープール(Privacy Pools)」と呼ばれる新しいスマートコントラクト型プライバシー強化プロトコルについて検討している。この論文では、当該プロトコルの長所と短所について議論し、正直な利用者と不正な利用者の間に分離された均衡状態をどのように構築できるかを示している。
この提案の核心となる考え方は、ユーザーが自分の資金が合法または違法であることを、取引履歴全体を公開することなくゼロ知識証明によって証明できるようにするというものだ。これは、特定の規制要件や社会的合意に基づくカスタム関連セットのメンバーであることを証明することで実現される。この提案は今後、人々が自身のコンプライアンスを証明するために取引履歴全体を公に開示しなくても済むようになる一歩となる可能性がある。




