TechFlow 情報、8月23日付でウォール・ストリート・ジャーナルが報じたところによると、バイナンスは最近、多数のルーブル取引を処理しており、これが国際的な制裁要件に違反している可能性がある。バイナンスのP2Pサービスサイトに対する最近の調査では、同社がロシアの顧客に対し、ロスバンクおよびティンコフ銀行を含む少なくとも5つの制裁対象となっているロシアの銀行を支払い手段として提供していたことが明らかになった。さらに、データプロバイダーCCDataのデータによれば、バイナンスの主要な取引所事業におけるロシア関連の取引量は2022年初頭のピーク時と比べて低下したものの、ここ数カ月で回復傾向にある。CCDataによると、バイナンスは7月に80億ドル相当のルーブル建て暗号資産取引を処理しており、そのほとんどがテザー(Tether)だったという。
ここ数カ月の間、バイナンスのカスタマーサポートボランティアはTelegramグループのユーザーに対し、2022年4月に欧州連合の制裁遵守のために導入された措置にもかかわらず、現在同取引所はロシア顧客に対して取引制限を設けていないと伝えていた。また、バイナンスは2019年からAdvcashを通じて、ロシア人向けに従来の金融システムから暗号資産への出入金を行うための決済チャネルを提供している。元従業員らは、Advcashとの協力関係について懸念を示しており、Advcashのウェブサイトには同社の経営陣や所有構造に関する詳細情報が掲載されていないと指摘している。




