TechFlowの報道によると、投資銀行大手ゴールドマン・サックスのエコノミストは、2025年までに人工知能(AI)への投資が米国のGDPに占める割合が4%に達すると予測している。AIは最終的に、電力やパーソナルコンピュータよりも米国経済に大きな財政的影響を与える可能性がある。
ゴールドマン・サックスのエコノミストJoseph Briggs氏とDevesh Kodnani氏は、8月1日の投資レポートで、2025年までにAIへの世界的な投資額が最大2000億ドルに達し、その半分が米国に集中することで、国内総生産(GDP)を押し上げると予測した。
過去に電力やパーソナルコンピュータの普及が技術的繁栄をもたらし、GDP成長率を2%押し上げたものの、ゴールドマン・サックスのエコノミストらは、AIによる米国GDPの増加寄与率は最大4%に達する可能性があると推定している。一方、すでに積極的なAI投資を進めている他の国々ではこの数字は2.5%程度になると見込まれる。
生成AI技術には極めて大きな経済的潜在力があり、広範に利用されるようになってから10年以内に、世界の労働生産性を年間1ポイント以上引き上げることが可能である。しかし企業は、新技術の取得・導入およびビジネスプロセスの再構築を行うために、早期に大規模な投資を開始する必要がある。
ゴールドマン・サックスはまた、AIへの言及や統合を行っている企業の数についても指摘しており、ルッセル3000指数に属する企業のうち16%が決算電話会議でAIに言及していると報告した。この数字は2016年の1%未満から大幅に上昇しており、これは米国がAIイノベーションにおいて先頭に立っていることを示していると同銀行は述べている。




