TechFlowの報道によると、米国ベンチャーキャピタルのUSV(Union Square Ventures)のパートナーであるフレッド・ウィルソン氏は、木曜日のパネルディスカッションで人工知能(AI)と暗号資産(クリプト)について言及した。彼は最近のAIへの関心が、かつて暗号資産を巡って見られたような過熱サイクルに似ていると指摘した。
ウィルソン氏は次のように述べた。「これらの技術はいずれも同様の過熱サイクルを経験すると考えています。我々はWeb3において巨大な過熱期を経験しましたが、現在は明らかに幻滅の谷底にあります。一方で、まさに今、AIはその過熱サイクルの真っ只中にいるのです。いずれ私たちは冷静になり、数年後にロボットに仕えるわけではないことに気づくでしょう。」
USVはTwitter、Coinbase、Stripeといった企業に投資してきたほか、Web3分野の大手Dapper LabsやDune Analytics、そしてAIに特化したスタートアップAlifeにも出資している。5月24日に発表されたエッセイ『革新の自由』の中で、ウィルソン氏は2014年にUSVがWeb3関連の投資活動によりニューヨーク州金融サービス局(DFS)から召喚された経緯に触れた。当時、USVは法律事務所を雇って対応し、最終的にウィルソン氏自身がDFS当局の前で公的証言を行った。その際、彼はDFS職員に対し、他のいくつかの国とは異なり、米国は革新の自由を尊重していると語った。
USVのLP(有限責任出資者)向け四半期電話会議において、米国におけるWeb3への規制圧力が高まる中で、同社がWeb3投資を縮小する可能性があるかという質問が出された。これに対してウィルソン氏は2014年の出来事を思い出した上で、「彼らがそれを禁止しようとするときこそ、私はなお一層投資を増やすだろう。最も強力な技術は体制全体に恐怖の波を生み出す。そして、彼らの目の中にその恐怖を見た瞬間こそ、その恐怖を引き起こしている事業に投資すべきなのだ」と回答した。




