TechFlowの報道によると、香港金融管理局(HKMA)の余偉文総裁は最近のインタビューで、多国籍中央銀行デジタル通貨ブリッジ(mBridge)プロジェクトが来年初頭に「最小限実行可能な製品(MVP)」段階に入る予定であると明らかにした。現在、中国本土、中国香港、タイ、アラブ首長国連邦(UAE)の4つの中央銀行に加え、さらに2つの中央銀行が参加を協議中である。また、mBridgeには15の中央銀行または国際機関がオブザーバーとして参加しており、そのうち2機関も参加協議中とのことだ。余総裁は、現時点では規模拡大を急がず、まずは規模をコントロール可能な協働プラットフォームを構築し、試験段階で詳細を調整しながらネットワークを徐々に拡大していく考えを示した。
また余総裁は、今回のUAE訪問の目的は、mBridgeをMVP段階へと推進させ、貿易決済をより低コストかつ迅速化するために生じる課題の解決策を協議することだと述べた。彼は、現時点での困難は技術面ではなく、各国の規制調整、プラットフォームのガバナンス方法、自国通貨の流動性確保および外貨流動性の保証という4つの課題にあると強調した。




