TechFlowの報道によると、6月14日、米半導体メーカーAMDは6月13日、市場のリーダーであるNVIDIAに対抗する人工知能(AI)チップに関する新たな詳細を発表した。
AMDによれば、同社最高性能のAIグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)「MI300X」は第3四半期から量産を開始し、第4四半期に本格的な生産に入るとのこと。このチップおよびCDNAアーキテクチャは、大規模言語モデルや高度なAIモデルのニーズに応えるために開発されたもので、他社製チップと比較してより大きなメモリ容量(最大192GB対応)を備えている。
またAMDは、8つのMI300Xアクセラレータを1つのシステムに統合する「Infinity Architecture」も発表し、AIアプリケーション向けに8つ以上のGPUを統合可能とした。
AMDのスージー・ペイ氏CEOは講演の中で、人工知能が同社にとって「最も重要で戦略的な長期成長機会」であると強調した。
開発者やサーバーメーカーがNVIDIA製品の代替としてAMDのAIチップを採用すれば、これはチップメーカーにとって重要な未開拓市場を開く可能性がある。
今回の動きにより、NVIDIAのH100などのGPUに対して価格下押し圧力が生じる可能性があり、GPU価格の低下は、リソースを大量に消費する生成AIアプリケーションの運用に伴う総コストの削減につながるだろう。




