TechFlow消息 7月16日、中国のデジタル人民元に関する研究開発進展を説明するホワイトペーパーのメディアブリーフィングにおいて、「ブロックチェーン技術はデジタル人民元システムに採用されているのか」という『金融時報』記者の質問に対し、中国人民銀行デジタル通貨研究所の穆長春所長は、ブロックチェーン技術にはデータの改ざん防止やトレーサビリティといった利点があるものの、パフォーマンスおよび拡張性の面で課題があり、より適しているのは低同時並列処理、低センシティブな資産の権利確定、取引譲渡、帳簿照合などのシーンであると述べた。デジタル人民元決済システムの取引レイヤーでは、高同時並列処理、低遅延をサポートし、一般大衆が直接中央銀行債権を保有できるようにするため、中央集権的アーキテクチャを採用しており、機関間のすべての取引は中央銀行側を通じて価値移転を行う。同時に、暗号化文字列に基づくデジタル人民元表現方式を設計し、セキュリティ、二重使用防止、偽造防止といった特徴を維持しつつ、通貨に関連する機能を搭載可能なスマートコントラクトを組み込むことで、ビジネスモデルの革新を促進し、デジタル経済活動の触媒となるとしている。
デジタル人民元決済システムの発行レイヤーでは、コンソーシアムチェーン技術に基づいて統一された分散型帳簿を構築しており、中央銀行が信頼できる機関としてアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通じて取引データをブロックチェーンに記録することで、データの真実性と正確性を保証している。運営機関は機関間の照合、帳簿の共同管理、マルチポイントバックアップが可能である。




