TechFlowの報道によると、6月25日、『ニューマレーシア・タイムズ』はタイ当局が中国籍商人・王一誠(ワン・イーチェン)氏に対し逮捕令を発布したと伝えた。同氏は、違法な暗号資産マイニングを通じて詐欺およびオンライン賭博による収益をマネーロンダリングする国際的な犯罪ネットワークに加担した疑いがあるという。タイ特別捜査局(DSI)によれば、王氏は2025年11月に窃盗および『コンピューター犯罪法』違反の容疑で起訴されたが、現在は国外へ逃亡している可能性があり、タイ当局は国際的な法執行機関と連携してその行方を追跡中である。
この事件は、違法な暗号資産マイニング活動に関する調査をきっかけに発覚したもので、関係する行為は約2800万米ドル相当の電力を不正に使用していた疑いがある。ロイター通信のこれまでの調査によると、王氏名義の口座には「豚を肥やす」(殺し猪盤)型の暗号資産投資詐欺に関連する数百万米ドルが送金されていた。また、米国の法執行機関は2023年に、王氏名義の暗号資産約50万米ドルを凍結していた。タイおよび東南アジア諸国は、近年、国境を越えた電信詐欺グループに対する取り締まりを強化し続けている。




