TechFlowより、6月20日、米証券取引委員会(SEC)のヘスター・ピアース委員は、ペプチュアル・コントラクト(永続的先物取引)、予測市場、およびデジタル資産の今後の規制に関する見解を示しました。全体的なトーンは、前向きで開放的です。
ヘスター・ピアース委員は、約20年にわたり検討されてきた「ルール611」(取引の透過性に関する提案)について振り返り、いわゆる「イノベーション特例」メカニズムが、市場におけるイノベーションと投資家保護とのバランスを図るため、意図的に厳格かつ限定的なものとされるだろうと指摘しました。また、トークン化証券、ペプチュアル・コントラクト、予測市場といった新種の金融商品については、単に制限を課すあるいはあいまいな規制を適用するのではなく、より明確なルール・フレームワークを構築すべきであると述べました。さらに、今後の規制体制の基盤として、「セルフ・カストディ(自己管理)」および「ファイナンシャル・プライバシー(金融上のプライバシー)」の二つの原則を基本的人権として位置づけ、今後のデジタル資産関連規制制度の設計に組み込むべきであると強調しました。