TechFlowより、5月30日、『ル・モンド』紙の報道によると、フランスの法執行機関が暗号資産関連の誘拐事件を捜査する過程で、身代金の資金が疑似国際マネーロンダリングネットワークへと流れていることを発見した。
起訴書によれば、2023年8月、暗号資産分野で知られる人物テウフェウルス氏の父親がフランスで誘拐された。人質の解放に際し、テウフェウルス氏は犯人の要求に従い、2回に分けて約198万米ドル相当の暗号資産を身代金として支払った。
捜査当局はその後、そのうち約13.1万米ドルが新しく作成されたウォレットアドレスへ送金されたことを追跡により特定した。このウォレットの所有者はベネズエラ国籍の女性イザベル・V.であると判明した。調査によると、このウォレットは2021年から2023年の間に合計約520万米ドル相当の暗号資産を受領しており、フランス当局はその後、その残高のうち約90万米ドル相当分を凍結・差押えした。
現在、イザベル・V.は組織的なマネーロンダリング活動への関与容疑で起訴されているが、当該国際的な資金移動ネットワークおよびその他の関係者については、引き続き捜査が行われている。




