TechFlow(深潮)の報道によると、5月25日、『フォーチュン』誌は、イーロン・マスク氏の親しい友人であり、ベンチャーキャピタルファーム「Valor Equity Partners」の創業者であるアントニオ・グラシアス氏が、スペースX社のIPO(新規株式公開)により1,000億ドルを超える資産を獲得する可能性があると報じた。同誌によれば、Valor社はスペースX社のAクラス株式を合計5億株以上保有しており、市場で囁かれる1.75兆ドルから2兆ドルの評価額でIPOが実施された場合、その持株価値は900億ドルから1,400億ドルに達する可能性があるという。
一方で、スペースX社とValor社の間で約200億ドル規模で行われている関連取引は、コーポレート・ガバナンス上の懸念を招いている。関係文書によると、スペースX社傘下のxAI関連子会社は、Valor社とGPUインフラストラクチャーのリースに関する3件の契約を締結しており、これらの契約についてはすべてスペースX社が支払いを保証している。監査法人プライスウォーターハウス・クーパーズ(PwC)は、この取引の実質は通常の売却後リース(サレ・アンド・リースバック)ではなく、むしろ貸付に近いものであると判断し、関連する約90億ドルの債務をスペースX社の貸借対照表に計上するよう求めている。




