TechFlow(深潮)の報道によると、5月23日、ロイター通信は欧州中央銀行(ECB)がEU財務相会議において、さらに多くのユーロ・ステーブルコインを推進する提案に反対したと報じた。ECBは、ステーブルコイン発行者の流動性要件を緩和すること、さらにはそれらにECBからの資金調達を可能にすることなどは、銀行預金の安定性を損ない、銀行の貸出を抑制し、金利政策の実施を困難にする可能性があると指摘している。
この提案は、会議資料においてブリューゲル(Bruegel)が提示したもので、現在ドル・ステーブルコインが支配的な市場を拡大することを目的としている。ECBのクリスティン・ラガルド(Christine Lagarde)総裁は、これまでユーロ・ステーブルコインに対して慎重な姿勢を示しており、むしろ商業銀行預金のトークン化という代替案を支持している。また、報道では、EUが2024年に施行されたMiCA(暗号資産市場規制)の見直しを進めている一方、米国は2025年に、より柔軟なGENIUS法(GENIUS Act)を可決したとも伝えられている。




