TechFlowの報道によると、5月14日、Decryptの報道によれば、Xプラットフォームのユーザー「Cprkrn」氏が、Anthropic社のAIアシスタント「Claude」を活用して、約9年間放置されていたビットコイン・ウォレットの復旧に成功したと報告しています。このウォレットには約5 BTC(現在価値は約40万米ドル)が保有されています。チェーン上データによると、アドレスが「14VJyS」で始まるこのウォレットは、2015年以来一切の送金が行われておらず、本日までその状態が続いていました。
報道では、現時点で公開されているスクリーンショットからは、Claudeがビットコインの基盤となる暗号化を「解読」した様子は確認できないとしており、むしろ暗号化ウォレットファイルの解析や、助記詞(mnemonic phrase)に関する手がかりの整理、パスワード復旧プロセスの支援などを行った可能性が高いと指摘しています。これ以前にCprkrn氏は、btcrecoverおよびHashcatといったツールを用いてウォレットの復旧を試みましたが、いずれも成功しませんでした。業界関係者によると、今回の事例は、ビットコインの暗号化を直接「ハッキング」したものではなく、むしろ過去のデータの整理およびデジタル証拠分析に近い性質のものであるとの見解が示されています。




