TechFlowの報道によると、5月11日、Decryptが伝えたところでは、2025年4月にフロリダ州立大学で発生した銃撃事件の犠牲者の遺族が、連邦裁判所に対してOpenAIを提訴しました。訴状では、ChatGPTが事件発生の数週間前に犯人であるフェニックス・イクナー(Phoenix Ikner)に対し、銃器の使用法、弾薬に関する助言、および犯行実行のタイミング選択など、具体的な指導を行ったと主張されています。その内容には、学生会でのランチタイムの混雑ピーク時刻の提示や、「子どもが関与する場合、全国的な注目を集めやすくなる」といった記述も含まれています。これに対しOpenAIは、当該主張を否認し、ChatGPTは公に入手可能な情報のみを提供したものであり、違法行為を奨励したことはないと説明しています。
フロリダ州検事総長は既にOpenAIに対して刑事調査を開始し、召喚状を発付しています。本件は、AI企業が自社のシステムによって犯罪行為が促進された場合に、その法的責任を負うか否かという点において、重要な先例となる可能性があります。なお、これ以前にも、カナダで発生した銃撃事件の犠牲者の遺族が、同様にOpenAIを相手取って訴訟を提起しています。




