TechFlowより、5月8日、TheEnergyMagの報道によると、米国ビットコイン企業(NASDAQ: ABTC)が発表した最新四半期報告書によれば、同社は今年2月にビットメイン(Bitmain)から約11,298台のS21 XP ASICマイナー(総ハッシュレート約3.05 EH/s)を4,940万米ドルで調達した。そのうち80%の支払いは、314枚のBTCを担保として行なった。この取引から算出される担保BTCの契約評価額は1枚あたり約12.59万米ドルであり、当時のBTC市場平均価格(7万米ドル未満)と比較すると、約44%のディスカウントが適用されている。
契約に基づき、ビットメインは約24か月間の償還期間中、担保として提供されたBTCを強制清算することはできない。償還期限到来時にBTC価格が契約評価額を上回っていれば、ABTCは現金で債務を返済し、BTCを回収することで価格上昇による利益を確定できる。一方、BTC価格が契約評価額を下回っていれば、ABTCは償還を放棄し、BTCをビットメインに譲渡することが可能である。この構造は実質的に、ABTCに対して長期のビットコイン・コールオプションを付与するものである。
2026年3月31日時点において、ABTCはビットメインに対し累計3,090枚のBTCを担保として提供しており、その時価総額は約2.108億米ドルであるのに対し、関連するマイナー調達債務は約3.643億米ドルとなっている。これらのマイナーは、ABTCの親会社であるHut 8(NASDAQ: HUT)がカナダ・アルバータ州ドラムヘラー(Drumheller)に保有する拠点にすでに設置済みである。




