TechFlowより、4月10日、Castle Labs(@castle_labs)が投稿し、現在の暗号資産市場は深いパラダイムシフトを経験していると指摘しました。すなわち、収益獲得を最優先とする投機的モデルから、収益志向の投資ロジックへと徐々に移行しつつあります。
同記事は、2026年以降、暗号資産市場全体のパフォーマンスが低迷し、大多数のアセット価格が継続的に下落し、ETFへの資金流入が減少し、プロジェクトの閉鎖が相次ぎ、機関系ベンチャーキャピタル(VC)の投資も慎重化していると述べています。この転換を引き起こした重要なターニングポイントは、昨年10月に発生した大規模な清算イベントおよび、ゴールドのパフォーマンスがビットコインを継続的に上回ったことによる市場の再考です。
収益データの観点では、DeFiLlamaが収録する約5,700のプロトコルのうち、過去30日間に10万ドル以上の収益を生み出したプロトコルはわずか3.5%にとどまり、さらにトークン保有者に対して実際の収益を配分しているプロトコルは1%にも満たないとのことです。記事では、Hyperliquid(HYPE)、Pumpdotfun(PUMP)、Tron(TRON)、Sky(SKY)、Jupiter(JUP)、Aave(AAVE)、Aerodrome(AERO)といったトップクラスの収益プロトコルについて、時価総額売上高倍率(P/S比率)および保有者への収益還元状況を重点的に分析し、プロトコルの収益力およびそのトークンへの価値還元能力が、投資家による投資対象選定における核心的指標となりつつあると論じています。
機関化の動向に関しては、NYSE、Robinhood、BlackRock、Franklin Templetonといった伝統的な金融大手が、ブロックチェーン上のインフラ整備に加速して参入していますが、その関心は既存の暗号資産トークンではなく、むしろブロックチェーンの基盤技術に集中しており、これにより大多数のトークンの価値希薄化リスクが一層高まっていると指摘されています。
最後に、記事は「リンディ効果(Lindy Effect)」という枠組みを用いて、市場の極端なストレス試験を乗り越え、継続的なイノベーションを遂げ、かつ正のキャッシュフローを維持するトップクラスのプロトコル(例:Aave、Morpho、Hyperliquid)が、機関化とAIエージェント型ファイナンス(Agentic Finance)という二つの潮流の下で持続的な恩恵を受ける一方、実質的な収益基盤を持たないトークンは長期的な市場からの排除に直面すると強調しています。




