TechFlowより:3月16日、ビットコイン改善提案(BIP)-110を巡る議論がさらに高まっている。ビットコインの先駆者でありBlockstreamの共同創設者でもあるAdam Back氏は、ツイートをリツイートし、コミュニティに対し「ビットコインのアップグレード能力が制限される可能性」に注意を喚起した。本提案は、Ordinalなどによるオンチェーンデータの膨張を抑制するため、いわゆる「ゴミデータ」を削減することを目的とした一時的なソフトフォークと位置付けられているが、その設計によってビットコインの将来的なアップグレード能力が制約を受ける恐れがある。具体的には、本提案はTapscript内のOP_SUCCESSオペコードを無効化するものであり、これらのオペコードは、今後のビットコインのソフトフォークアップグレードにおいて極めて重要な予約メカニズムと見なされている。
さらに、BIP-110はTaprootのコントロールブロックサイズを257バイトに制限するが、これはBitVMなどの大規模スクリプト実行を要する潜在的なL2技術の発展にも影響を及ぼす可能性がある。BIP-110は「一時的措置」と位置付けられているものの、ビットコインのソフトフォークアップグレードには通常数年に及ぶ調整期間が必要であり、この期間中にアップグレードインターフェースが制限されれば、長期的な影響を招くおそれがある。




