TechFlow(深潮)の報道によると、3月14日、CoinDeskはケンブリッジ大学代替金融研究センター(CCAF)が「ビットコインネットワークの物理的インフラストラクチャーのレジリエンスに関する縦断的研究」を発表したと報じました。本研究では、11年分のピア・ツー・ピア(P2P)ネットワークデータおよび68件の検証済み海底ケーブル障害事例が分析対象となっています。
研究結果によれば、ビットコインネットワークで著しいノード間切断が発生するには、世界中の海底ケーブルの72~92%が同時に障害を起こす必要があります。各シナリオにつき1,000回のモンテカルロ・シミュレーションを実施したところ、実際の障害事例の87%以上において、ノードへの影響は5%未満にとどまりました。また、海底ケーブル障害とビットコイン価格との相関係数はほぼゼロ(−0.02)であることが明らかになりました。
さらに本研究では、「ランダムな障害」と「標的型攻撃」の間に顕著な非対称性が存在することが示されています。たとえば、攻撃者がキーハブとなる海底ケーブルを標的にした場合、ネットワーク機能喪失を引き起こす障害の閾値は急激に20%まで低下します。また、ノード数が最も多い上位5つのホスティングサービスプロバイダー(Hetzner、OVH、Comcast、Amazon、Google Cloud)を標的にした場合、ルーティング容量のわずか5%を削減するだけで、同程度の衝撃が生じることが判明しました。




