TechFlowの報道によると、3月11日、The Blockは、Aaveが3月10日にイーサリアム上のCoreおよびPrimeインスタンスにおいて、オラクルの一時的な障害を経験し、約2,600万米ドル相当のwstETHポジションが不当に清算されたと報じました。
Aaveの主要なリスク管理サービスプロバイダーであるChaos Labsが公表したポストモーテム分析レポートによると、この問題の原因は、関連資産価格オラクル(CAPO)の設定ミスにありました。スナップショット比率とスナップショットタイムスタンプの間に不整合が生じたため、オラクルが報告した交換レートの上限は約1.1939となり、実際の市場レート(約1.228)よりも大幅に低くなりました。その結果、E-Modeポジションが誤って清算されました。
この事象の影響を受けたアカウントは約34件で、合計約10,938枚のwstETHが清算されました。Chaos Labsは、補償計画が現在進行中であると述べており、事象から回収された141.5 ETHに加え、DAO金庫から最大345 ETHまでを活用して、影響を受けたユーザーへの補償を行うとしています。レポートでは、今回の事象はCAPOやオフチェーンリスクオラクルの設計上の欠陥によるものではなく、オンチェーンにおける設定の不整合により生じたパラメーターのズレによるものであると強調されています。




