TechFlowの報道によると、8月15日、The Blockが伝えたところでは、ブロックチェーン研究機関NEBRAが「ユニバーサルプロオファグリゲーション(Universal Proof Aggregation)」技術のリリースを発表した。この技術は複数のゼロ知識証明を単一のコンパクトな証明に統合することで、ブロックチェーンの検証コストを削減することを目的としている。このシステムはすでにイーサリアムメインネット上で稼働しており、高額となる証明の決済費用を低減することが目指されている。
ゼロ知識技術は計算の複雑さから実装コストが高くなることが課題となっており、これが広範な利用の妨げとなっている。Ethereum.orgのブログによると、イーサリアム上でzk-SNARK証明を1件検証するコストは約50万Gasにのぼり、これらの費用は最終的にユーザーが負担することになる。NEBRAのアグリゲータは、複数のZK証明のバッチデータをオンチェーンでまとめて決済することで、コストを従来の10分の1まで削減できるという。NEBRAのシュモ・チュウCEOは、スループットの低さと検証コストの高さが、アプリケーションがZKP技術を十分に活用するうえでの主な障壁であると指摘している。
これ以前の報道によると、NEBRAはNascentおよびBankless Venturesが主導するシードラウンドで450万ドルを調達しており、a16zのCrypto Startup Acceleratorも参加している。




