TechFlowより、5月22日、富途が発表した2025年第四四半期(Q4)の財務報告書によると、2025年12月31日時点での富途プラットフォーム上の顧客資産総額は1.23兆香港ドル(約1584億米ドル)に達しました。また、招銀国際が今年3月16日に発表した富途に関するレポートによると、同社のアナリストは、富途プラットフォーム上の顧客資産のうち、大中華地域の割合が依然として80%を超えると指摘しています。仮に富途プラットフォームのユーザー資金量が変化しない(昨年Q4とQ3を比較するとほぼ横ばい)と仮定した場合、中国証券監督管理委員会(CSRC)が厳正に取り締まりを行った今回の違法なクロスボーダー事業展開事件において、富途のみが対象となり(既存事業の整理には2年の是正期間が設けられる)、当該ユーザー資金のうち少なくとも約1267億米ドルが撤退を余儀なくされる可能性があります。
同水準で計算した場合、老虎証券(2025年Q4報告におけるAUM(運用資産総額)は608億米ドル)において、今回の件で撤退を余儀なくされる可能性のあるユーザー資金は約486億米ドルとなります。すなわち、本件において富途および老虎証券の両社で影響を受ける可能性があり、撤退を余儀なくされるユーザー資金の合計額は約1750億米ドルに上ると見込まれます。




