TechFlow(深潮)の報道によると、4月23日、ロイター通信は、イラン最大の暗号資産取引所ノビテックス(Nobitex)が2023年以降、トロン(Tron)およびBNBスマートチェーン(BNB Smart Chain)を用いて少なくとも約23億米ドル相当の資金を処理したと報じた。その一部は、米国による制裁対象となっているイラン中央銀行(CBI)から流れ込んだものであり、また、制裁対象団体であるイラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)、ハマス、ヒズボラなどとも関連しているという。
ブロックチェーン分析企業アーカム(Arkham)およびエリプティック(Elliptic)のデータ、ならびに複数のアナリストによれば、トロン上での関連取引額は単独で20億米ドルを超え、BNBスマートチェーン上では約3.17億米ドルに達している。さらに、紛争勃発後も数千万米ドル規模の資金が依然として流動しているという。報道によると、トロンはジャスティン・サン(Justin Sun)によって創設され、BNBスマートチェーンはバイナンス(Binance)が開発したものであり、両チェーンはドナルド・トランプ前米大統領が主導する暗号資産プロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル(World Liberty Financial)」と、資金面およびガバナンス面で関係があるという。ノビテックスは2018年の設立以来、制裁対象となる関連取引の累計額が少なくとも約3.66億米ドルに上っている。




