TechFlow(深潮)の報道によると、3月18日、ブロック(The Block)は、英国の超党派議会委員会が発表した報告書を引用し、政府に対し、政治献金への暗号資産の使用を直ちに禁止するよう呼びかけたと伝えた。同委員会は、この行為が選挙の公正性に対して「許容できないほど高いリスク」をもたらすと指摘し、関連する規制枠組みが整備されるまでの間、法的拘束力を持つ一時停止措置を導入するため、『人民代表法』(People’s Representation Act)の改正を提言した。
同委員会は47ページに及ぶ報告書において、暗号資産の送金が、コインミキサー(混幣器)、プライバシーコイン(匿名性重視の暗号資産)、およびチェーン間の転送(クロスチェーン・ホッピング)などの手法を用いることで、従来の金融監督を回避可能であると指摘。また、暗号資産を法定通貨に換金する際には、寄付者の資金出所を確認するプロセスに継続的な不備が存在すると述べている。さらに報告書は、500ポンド(約667米ドル)未満という開示義務の閾値に満たない小額寄付にも着目し、AIツールを活用して大口の送金を複数の499ポンド単位の寄付に分割し、監視を回避する事例が可能であると警告している。
英国選挙委員会(Electoral Commission)のデータによると、2025年の英国における政治寄付総額はすでに約6,500万ポンド(約8,670万米ドル)に迫っている。




