TechFlowの報道によると、3月12日、The Blockは、Binance.USが元Currency.com CEOのスティーブン・グレゴリー氏を新CEOに任命し、暫定CEOを務めていたノーマン・リード氏を後任としたと伝えた。
スティーブン・グレゴリー氏は弁護士の経歴を持ち、ジェミニ(Gemini)およびCEX.ioにてコンプライアンス責任者を歴任。デジタル資産分野におけるコンプライアンスおよび規制対応に関する豊富な実務経験を有する。一方、ノーマン・リード氏は米証券取引委員会(SEC)およびリップル(Ripple)で勤務した経験を持ち、2023年にBinance.USへ入社した。リード氏は、両者の協力によるコンプライアンス体制構築の成果を評価するとともに、グレゴリー氏の就任に期待を寄せていると述べた。
今回の人事異動は、Binance.USが米ドルの入出金サービスを再開してから1年以上経過したタイミングで行われた。同プラットフォームは2023年、証券法違反の疑いにより米ドルの入出金サービスを一時停止せざるを得なかった。外部環境に関しては、Binance創業者であるチャオポン・ジャオ(CZ)氏が昨年10月にトランプ米大統領より恩赦を受け、Binanceと米国規制当局との関係は緩和傾向にある。ただし、現在のところBinance.USの米国ユーザー規模は、コインベース(Coinbase)やクラーケン(Kraken)などの主要競合他社に比べて依然として遅れをとっている。




