TechFlow速報によると、3月10日、Wintermuteが発表した市場レポートでは、中東紛争が2週目に入り、ブレント原油価格が今週26%急騰したと報告されています。このエネルギー関連のインフレ圧力により、市場は米連邦準備制度理事会(FRB)が2026年に実施すると予想していた利下げを、わずか1回にまで縮小する見通しに修正しました。主要なリスク資産は全体的に下落し、S&P500指数は-2.0%、ナスダック総合指数は-1.2%、ラッセル2000指数は-4.0%となりました。また、レバレッジ解消の影響で金価格も下落しました。
暗号資産は今週最も目立った資産クラスとなり、BTCは+0.4%、ETHは横ばい、アルトコインは-0.4%と、株式との高い相関性が弱まる兆しが見られました。Wintermuteの分析によれば、現在の暗号資産市場におけるレバレッジは約600億ドルと、ピーク時の半分にとどまっており、強制売却によるプレッシャーが小さいことが、他資産を上回るパフォーマンスの主な要因です。また、リスク回避の環境下においてもビットコインが比較的堅調に推移したことは、そのインフレ対策としてのストーリーを再び注目されるきっかけとなっています。
来週開催予定のFOMC会合は、直近の重要な市場動向の catalyst となるでしょう。FRBがハワードな姿勢を示すか、あるいは地政学的緊張がさらに高まれば、市場にとってネガティブな材料となります。




