TechFlowの報道によると、3月10日、暗号資産ジャーナリストのエレノア・テレット氏がX(旧Twitter)上で投稿し、トランペド・キャッシュ(Tornado Cash)の共同創設者ローマン・ストーム氏の裁判を振り返って指摘した。その中で、ファイラ裁判官(米ニューヨーク南地区連邦地裁)は、ネッサ・ライスル氏がユニスワップ(Uniswap)を相手取って提起した訴訟において、自動運転車を例に挙げた。この際、ファイラ裁判官はユニスワップの開発者に対してはやや同情的であった一方、トランペド・キャッシュの開発者にはより厳格な姿勢を示していた。
エレノア・テレット氏が転載した関連資料によれば、ファイラ裁判官の見解は以下の通りである:「ソフトウェア開発者が、第三者によって中立的なインフラストラクチャーが悪用されたことについて責任を負うべきだとする考え方は、論理に反する」。つまり、ユニスワップは「中立的なインフラストラクチャー」に該当すると判断されたのに対し、トランペド・キャッシュは「違法な金融活動への関与」(マネーロンダリングに利用されていることを認識した上で、依然としてサービスを継続していた)とみなされた。この判示は、今後米国裁判所が分散型金融(DeFi)インフラに関する責任認定を行う際に、開発者が単に中立的なツールを提供しているにすぎないか、あるいは違法行為に直接関与しているかという点を、重要な判断基準とする可能性を示唆している。




