TechFlow報道によると、6月24日、AP通信は米国当局者の話として、Anthropic社が米国情報機関と共同で実施したテスト期間中に、同社のAIモデル「Mythos」が数時間以内に米国の一部極秘政府システムにおける脆弱性を発見したと伝えた。ただし、これはモデルが同程度の時間内で実際にこれらの脆弱性を悪用または侵害したことを意味するものではない。当該テストは、「Glasswing計画」の一環であり、先進的AI技術が公共安全、国家安保および経済システムに及ぼすサイバーセキュリティ上の影響を評価することを目的としている。
報道ではまた、Anthropic社が最近、トランプ政権との間でAIの利用および規制に関する見解の相違がさらに深まっていると指摘している。米国側は、これまでに外国人によるAnthropic社の「Fable 5」と「Mythos 5」モデルへのアクセスを制限するよう要求していたが、これに対しサイバーセキュリティ業界から反対の声が上がっている。複数の専門家は、こうしたモデルは確かに脆弱性の検出および悪用能力に優れているものの、その能力は他社のモデルと比べて特筆すべき独自性があるわけではないとしており、過度なアクセス制限は米国のネットワーク防御力を弱体化させる可能性があると警告している。




