TechFlowの報道によると、4月3日、CoinTelegraphはカナダ銀行が発表したワーキングペーパーを引用し、Aave V3が2024年に不良債権ゼロを達成したと伝えた。ただし、そのメカニズムは損失を借入人に転嫁することで貸出人を損失から守っているという。
本研究は2023年1月27日から2025年5月6日までの取引データに基づいており、Aave V3は過剰担保および自動清算メカニズムを活用して、担保資産の価値が未返済債務額を下回る前にポジションを決済することにより、貸出人の損失を効果的に抑制していることが明らかになった。しかし、このモデルは借入人の利益を犠牲にしており、資本効率も従来の貸付システムより低い。
また、論文では「再帰的レバレッジ」(すなわち、担保資産を用いて借入を行い、さらに借り入れた資産を新たな担保として循環的に利用する操作)が、総借入規模の20%以上、借入件数の8.2%を占めていると指摘しており、市場が下落した際の借入人のリスク・エクスポージャーを増大させている。清算イベントは集中発生しており、WETH、wstETH、WBTC、weETHの4種類の資産が清算総額の90%を占めている。




