TechFlowの報道によると、10月25日、CoinDeskが伝えたところでは、マイクロソフトは米証券取引委員会(SEC)に提出したSchedule A文書において、保守系シンクタンクである国家公共政策研究センター(NCPPR)が12月10日の年次株主総会で「ビットコイン多様化評価」に関する議案を提出する予定であることを明らかにした。これに対し、マイクロソフトの取締役会は株主に対して当該議案に反対投票するよう勧告している。
NCPPRは提案の中で、ビットコインを「インフレに対する優れた、あるいは最良の選択肢」と位置づけ、企業が少なくとも総資産の1%をこの暗号資産に投資すべきだと提言している。同シンクタンクは、「2025プロジェクト」のメンバーの一つであり、企業がインフレやその他のマクロ経済的影響へのヘッジとしてビットコインを投資ポートフォリオに組み入れることを検討すべきだとしている。
マイクロソフトは反対声明の中で、「この件については既に慎重に検討を行った」と述べた上で、「過去の検討プロセスにおいてもビットコインおよび他の暗号資産が選択肢として考慮されており、今後も暗号資産に関連する動向や発展を注視して、将来の意思決定に活かしていく」と説明している。
同社はまた、株主の長期的利益を確保するために、企業資金の管理および多様化に関して堅固かつ適切なプロセスをすでに確立していると強調している。そのため、提案されているような公開評価は不要であるとしている。さらにマイクロソフトは、提案文書自体が指摘している通り、ボラティリティ(価格変動性)が企業資金運用における暗号資産投資の適否を判断する上で重要な要素であると指摘し、企業資金の運用には流動性と運転資金を確保するための安定的で予測可能な投資が求められると述べている。




