TechFlow(深潮)の報道によると、3月17日、ロイター通信はベトナムが今月中にもライセンス制の暗号資産取引所のパイロットプロジェクトを開始する計画であると伝えた。この取り組みは、国内ユーザーによる海外プラットフォームでの取引を抑制し、資本の流れに対する監督を強化することを目的としている。ベトナム財務省が3月12日に公表した文書によれば、すでに5社が初期の資格審査を通過しており、その中にはテクコムバンク(Techcombank)、VPバンク(VPBank)、LPバンク(LPBank)の各民間銀行が関連づける事業体に加え、証券会社のVIX Securitiesおよび大手民間企業グループであるサン・グループ(Sun Group)が含まれる。
パイロット期間は5年間で、ライセンス取得済み取引所の上限数は5カ所とされる。また、参入要件は厳しく、最低資本金は10兆ベトナム・ドン(約3億7,900万米ドル)と定められており、外国資本の出資比率は49%を超えてはならないとされている。財務省は現在、関連法規の策定を進めており、ベトナム国民による海外の暗号資産取引所での取引を禁止する条項を盛り込む予定である。違反者には最高1億ベトナム・ドン(約3,800米ドル)の罰金が科される見込みだ。
アナリストらは、この禁止措置により、ベトナム国内の1,700万人を超える暗号資産保有者がバイナンス(Binance)やバイビット(Bybit)などの海外取引所から撤退を余儀なくされる可能性があると指摘している。また、執行時期は明確に定められており、最初のライセンス交付から6か月後に正式に施行される予定である。




