TechFlowより、3月13日付の報道によると、最近の暗号資産取引業界におけるAI競争が激化する中、取引量で長年2位を維持している取引所Bybitも、AIエージェント(AI代理)分野への取り組みを加速させています。Bybitは本日、「Bybit AI Skills」の提供を発表しました。ユーザーが日常的に利用しているAIアシスタントに簡単な自動インストールを行うだけで、システムが250以上のAPIを自動的に呼び出し、一般的な取引およびアカウント管理操作を実行できます。この際、APIキーを外部に公開する必要はありません。
これまでBybitは「取引力」のAIによる解放に注力してきました。以前にリリースしたTradeGPTおよび関連するBybitプラットフォーム上でのAIロボットは、取引判断・戦略立案・市場動向の更新・プロジェクト調査など多岐にわたる分野で、Bybitユーザーがより正確な投資判断を下せるよう支援してきました。今回のBybit AIアップグレードは、プラットフォーム全体のAI体験を質的に飛躍させるものであり、エンド・ツー・エンドの完全なAIカバレッジを実現します。
使い方:
ユーザーは、https://www.bybit.com/aiを開き、任意の1文を自身のAIアシスタント(Claude、ChatGPT、OpenClaw、Gemini、Windsurfなど)に送信するだけです。指令を受け取ったAIアシスタントは、関連するSkillsを自動的に読み込み、APIキーの設定を案内します。
関連Skillsのインストールが完了すると、ユーザーは普段使用しているAIアシスタントに対して自然言語で取引指示を出すことができます。価格情報の確認から複雑なデリバティブ取引まで、専門的な取引インターフェースやAPIドキュメントを学習する必要はありません。Bybit AI Skillsにより、ユーザーは「一言で取引完了」という体験を実現できます。数値・表・オプションなどの複雑な設定は不要で、シンプルな指示を発するだけで、250以上のAPIを活用できます。「ETHを3800ドルで買い指値注文を1枚出す」「最近の約定履歴を教えて」「現物レバレッジを有効化」「BTC3Lを購入」といった指示で、それぞれ限価注文の設定、過去の注文履歴の表示、レバレッジ機能の有効化、レバレッジトークンのワンクリック購入が可能です。
こうしたシンプルな指示の裏側では、システムが自動的に複雑なAPI呼び出し・データ検証・リスク管理を実行し、ユーザーが技術的制約に縛られることなく、現物取引・先物取引・レバレッジ取引など多様な戦略をプロのトレーダーのように柔軟に活用できるようになります。
6つの機能モジュール、250以上のAPIを完全網羅:
- マーケットデータモジュール:リアルタイム価格、Kライン、板情報、資金費率など
- 現物取引モジュール:成行買売、指値注文、一括操作など
- 先物取引モジュール:レバレッジ取引、利益確定・損切り注文、条件付き注文など
- ワンズマネーモジュール:柔軟な資産運用、ブロックチェーン上での報酬獲得など
- アカウント・資産管理モジュール:アカウント情報、入金・出金、コイン間交換など
- 高度機能モジュール:WebSocketリアルタイムストリーム、借入・貸出、RFQ(Request for Quote)など
今後さらにモジュールが追加され、Bybit AI Skillsはサインアルオン取引(フォロートレード)など、より多くの取引機能に対応していく予定です。
セキュリティ面では、テストネットでの検証、取引確認メカニズム、大口取引時の警告、APIキーの非表示化(脱感作)など、多重の保護機構を採用しており、ユーザーがプロのトレーダーと同程度の利便性で複雑なデリバティブ取引を安全に行えるよう設計されています。これにより、機密性の高い認証情報が外部に漏洩することを防ぎ、APIや取引インターフェースを手動で操作する際に生じる人為的ミスのリスクも回避できます。
Bybitは、高性能・高セキュリティ・簡易接続を兼ね備えたAI取引アシスタントが、今後暗号資産取引サービスプロバイダーにとっての「標準装備」となると述べており、自社プラットフォームの高度な技術基盤を活かして、ユーザーがAI取引の先端を切り拓くことを支援していくとしています。




