
魚の頭が向く先は一体どこなのか、仮想通貨業界にも山東学派がある
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魚の頭が向く先は一体どこなのか、仮想通貨業界にも山東学派がある
俺が来たけど、仮想通貨業界が下降気味だな。
執筆:クーリー、TechFlow
山東の食事には決まりがある。魚が出てきたとき、魚の頭は主賓に向けるのだ。
誰に向けるか――その人物こそが主役であり、まず酒を飲まなければならない。これはどこにも明文化されていないが、山東の人なら誰もが知っている。教わらなくても、自然と身についている。
最近、ある人が「仮想通貨界の山東学」という図を描いた。丸テーブルを囲んで皆が魚を食べる中、何一(ホイイチ)が主賓の席に座り、KOLや上幣グループ、編集者たちが左右に並んでいる。
キャプションにはこう書かれている。「Binanceの上幣では、魚の頭は必ず何一に向ける」

1月1日、何一は新年のツイートを投稿した。白馬に乗って海辺を歩く写真とともに、四文字のメッセージ:
俺が来たぜ。
なかなか良い新年の挨拶だ。「俺が来たぜ」は馬年にもかけており、ちょっとした語呂合わせの機知も利いている。

そして本日、バイナンスAlphaに新しいコインが上場した。「俺が来たぜ」という名前のMemeコインだ。コミュニティが作ったもので、直接的には何一とは関係がない。
だがこの流れを見てみよう。トップ女性がツイートし、コミュニティがコインを作り、Alphaが上場させる。
その間、誰とも連絡を取り合う必要はない。
昨年、バイナンスは「親友コイン(ビッチコイン)」問題で批判された。上幣に不正があり、利益供与の疑いがあるとされたのだ。これに対し何一は何度も反論し、「反省している」「改善している」と述べたうえで、選別用の仕組みとしてAlphaを導入したのである。
去年の12月にはツイートで、「公式Vアカウントでいろんな角度を探しても無駄だ。このようなMeme系は今後一切見ない」と宣言していた。
しかし28日後、彼女の新年のツイートがそのままAlphaの新コインになった。

「親友コイン」問題の本質は何か? それは裏口入学、コネ入社、利権のやり取りである。
これらには証拠が必要だし、つながりのチェーンが必要だし、具体的な「親友」が必要だ。
だが「俺が来たぜ」というコインには、それらはまったく必要ない。
裏口もなければ、コネもない。利権のやり取りもない。ただトップ女性が一枚の画像を投稿しただけで、下の人たちが勝手に動き出すのだ。
ここに「山東学」の真髄があるのかもしれない。リーダーが何も言わなくても、自分で察せよ。
コミュニティの中には、「Alphaは今や気に入られるための道具に過ぎず、存在意義はトップ女性を喜ばせることだけだ」と評する声もある。
表現は乱暴だが、ある種の雰囲気を的確に捉えている。
プラットフォームの風向きが特定の人物のSNSに左右され始め、どのコインを上場するかが「彼女が何を好むか」の当てゲームになるとき、ルールなど意味を持たなくなる。
重要なのは忖度だ。
もっと鋭い指摘もある。「ある産業に未来があるかどうか知りたければ、一つの質問をすればいい――この産業で、馬屁をうまく叩く人よりも、実務をきちんとこなす人のほうが成功しやすいか?」
答えが「いいえ」なら、その産業はすでに衰退期を迎えている。
仮想通貨業界では、この手口が本当に通用する。そして最も成功している人々は、誰に馬屁を叩けばよいかをちゃんと理解している。

AI業界の核心資源は技術と製品だ。成果物を出さなければならない。黄仁勲(ジェン・スン・フアン)は、あなたが毎日「パパ」と呼んでも、GPUを分け与えてはくれない。
一方、仮想通貨業界の核心資源は上幣権、トラフィック、誰が情報を先に知るか――といったものだ。これらはコードの中にあるわけではない。人の手の中に握られている。
人の手にあるものには、人のやり方で手に入れるしかない。
「山東学」が幅を利かせる場所ほど、革新や技術よりも、人的ネットワークと情報格差に依存している。
おそらく何一自身はこの件をまったく知らないだろう。時価総額数百万ドルの小さなMemeコインごときで、共同CEOが動くわけがない。
だがまさにそこが問題なのだ。
彼女が知る必要はない。魚の頭は自ら動いて向きを変える。
これは「親友コイン」よりもはるかに効率的だ。
「親友コイン」は少なくとも一人の「親友」を必要とする。だが「山東学」は、ただの「雰囲気」だけで成り立つ。
そしてこのルールを完全に理解し、徹底して実行できる人間は、ある意味で立派な人材と言えるだろう。
この世の中、金持ちを笑うことはあっても、売春婦を笑わないのだから。
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